5月28日対広島 犠牲フライも打てません
ヤクルト1‐3広島(ヤクルト3勝6敗)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトは昨日も敗れ1分を挟んで10連敗、借金11で最下位中の中日も昨日は敗れたため0.5ゲーム差は変わりませんが、阪神は勝って首位との差は14ゲームに拡がりました。
いつの間にかセリーグは阪神が独走2位DeNAと6ゲーム差、DeNA・広島・巨人が3ゲーム差で2位争い、4位と5ゲーム差でヤクルトと更に0.5ゲーム差で中日の最下位争いになってしまいました。
もうここまで来ると「3連覇」なんてことは空しく響くばかりです。
今日は交流戦前の休養日です。明日はこのヤクルトの惨状をもっと細かく分析します。
さて昨日の広島戦です。ヤクルトは小川、広島はアンダーソンの先発で、エース?の小川に連敗ストップの期待がかかりました。
しかし1回の表ヤクルトの太田・武岡・サンタナがあっさりと三者凡退した後の1回裏先頭の菊池にさらっと小川は本塁打を打たれ、先制されます。小川の一発病再発ですが、これは痛い。連敗中のヤクルトにとって表の三者凡退はともかく裏のいきなりの1失点は重く選手たちの背中にのしかかります。
小川はその後も2アウトから連打を浴びどうなるかと思われましたが、ここは何とかしのぎ4回までは広島打線を抑えました。
しかし小川は5回に捕まり、1アウト1・3塁から上本に3塁戦を襲う当たりを打たれ、これを村上が止められず、レフトの山崎が打球の処理を誤り打球はフェンス際まで転々、その間に1塁走者の菊池も生還し0‐3になりました。
一方ヤクルト打線は広島先発アンダーソンに対し6回までは3安打散発、7回に村上の一発が飛び出して1‐3にするのがやっとでした。
私が指摘したいのは小川の情けない投球でも山崎のお粗末な守備でもありません。
8回広島はアンダーソンからターリー(サウスポー)に代えてきました。
そのターリーに対し長岡が四球を選び、代打の川端が広島サード田中のエラーを誘い、ノーアウト1・2塁の大チャンスを演出しました。
ここで高津監督は3タコの大田に代えて三ツ俣を出し送りバント。
1アウト2・3塁でここまで2安打の武岡(左)に代えて右打者の濱田を出しますが、濱田はあっけなく三振。次のサンタナも右フライで終わりました。
一昨日も濱田は1回1アウト満塁で三振でした。にもかかわらず高津監督はこの絶好の得点機に再度濱田を出しました。濱田がホームランを打つとでも思ったのでしょうか。
結果論ですが、送りバントならば大田にそのまま送らせて、武岡をそのまま出す手もありましたし、代打三ツ俣にスクイズをさせてもよほど確率は高かった気がします。
先日の並木選手の起用法もそうですが、ツキの無い選手を起用してはいけません。
打者がヒットを打つ確率は3回に1度で上出来ですから、ヒットを打てないのは仕方ありません。しかしバントで送るとか、走者3塁で犠牲フライを打つとかこの辺は確実にできないと指揮官としてはたまりません。
連敗が続くとモチベーションが下がり無気力プレーが増えるのも、これは人間である以上しかたないかもしれません。このような時こそ様々な手を打って、チームのモチベーションの向上を上図る必要があります。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの記事等を参考にさせていただいています